発売中の会員制月刊情報誌『ベルダ』(ベストブック)の連載ページ(3P)で、本紙で何度か取り上げたタイ鉄鉱石鉱山投資詐欺疑惑の件を取り上げた。 ただし、本紙での取り上げ方とは差別化しており、こちらでは弁護士の問題点を取り上げた。 具体的には「ONK被害者の会」、山口県警に丹羽時寛氏を告訴した2名、それにONK日本代表を名乗る安藤和史氏の代理人の計3名の弁護士について。 この手の詐欺話では被害金を回収することはなかなか難しいが、特にこのタイ鉄鉱石鉱山投資詐欺疑惑においては、被害者側、加害者側双方に付いた弁護士共にその対応は極めて杜撰だったと言わざるを得ない。 特に安藤氏の代理人を務めた弁護士は、主犯と見られるONKのカリン会長にタイまで行って会ったら150億円送金するといわれたと報告し、返金の期待を大いに抱かせながら、後になって、同弁護士はタイ語が出来ないので通訳を介しての話だったが、その通訳をしたのは共謀していると見られる丹羽氏だったと明かす有様。 これでは、丹羽氏と組んで、刑事告訴させないように時間稼ぎしていたと思われても仕方ないのではないか。
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