本紙が追及しているこの件、「社員3人が自殺」大牟田市の実質経営とは、「MRコーポレーション」(福岡県大牟田市)の中嶋全克被告(44)であることはいうまでもない。 今回記事の主役は、今年4月11日の「朝日」(西部地方版)が、「昔からの知人で、中嶋容疑者は浪川会の親交者とみられるという」と報じた、中嶋被告の知人、指定暴力団「浪川会」(本部・福岡県大牟田市)の岡野勝英組員(44)。 本紙でも既報のように、この2人は福岡県警大牟田署に強要容疑で逮捕された。 本紙でこれまでに何度か触れているように、福岡県警が中嶋被告を4度も逮捕(内3件で起訴、1件は不起訴)したのは、「社員3人が自殺」を不審に思ったこともあるが、浪川会壊滅作戦の一環ということもあってと思われる。 その浪川会の岡野組員はこの強要容疑での逮捕時、覚醒剤取締法違反(使用)=処分保留=、犯人蔵匿教唆=同=の各容疑で逮捕されていた。 ところが、その後、いずれも不起訴になっているという(冒頭写真=福岡地検大牟田支部)。 どういうことか。
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